2011年09月05日
生涯学習
高齢化社会を迎えて、これから重要になるのは生涯学習です。インターネットで生涯学習を検索してみましょう。たくさんの情報があることに驚きませんか。あなたは生涯学習の対象となる年齢ではないかもしれませんが、生涯学習を考えている人はたくさんいるのです。そして、そのための自治体の機関や提供されているサービスも多いのです。もちろん、自治体だけではありません。大学でも生涯学習の講座を設けているところが多くなってきているのです。少子化の影響で入学者が少なくなる代わりに生涯学習に力を入れようと言うことかもしれません。生涯学習と言ってもその内容は幅広くなっています。単なる知識を求めているのではなく、生きていくための楽しみのようなものも生涯学習の中に含まれています。年齢的には体が十分動かない人もいるかもしれません。そのような人でもできる生涯学習の講座もたくさんあるのです。最初からそのような人でもできる講座を設定しているのです。国や地方自治体が主導で生涯学習を考えています。これからさらに高齢化は進みますから、一時的な取り組みで終わらずに定着させてもらいたいものです。そのために私たちの世代ができることはあるのでしょうか。生涯学習の講座に直接携わることもいいでしょうが、ボランティアとして生涯学習をサポートしていくことも重要な役割です。自分なりに何ができるのかを考えてみましょう。まずは、生涯学習と言うものを知ることから始めましょう。生涯学習の言葉の意味は一生に亘って人は学習活動を行うと言うことです。日本で生涯学習と言う時には、自らが望んで学習をすること、そして、その考えをサポートするための公共の機関を充実させることと考えられています。これからの高齢化社会において生涯学習が重要なことであるとの認識に立ったものです。もちろん、世界的にも生涯学習の理念は共通しています。日本では文部科学省がメインとなって地方での理念の実現を進めています。生涯学習課と言った組織が置かれているところが多いようです。また、行政機関だけではなく、大学などでも生涯学習のプログラムを実施しているところが増えてきました。高齢者だけではなく、一般の社会人に対しても門戸を開いています。自己のキャリアアップのための手段と考えている人も多くなりました。つまり、学習と言うことはどのような年代においても必要なものであると言うことです。そして、それを望む人にはチャンスを提供しなければならないのです。人は自分を高めようと考えています。また、それだけではなく生涯学習の活動を通じて社会とのつながり、人とのつながりを作っていくのです。生涯学習が地域を支える礎となるのです。また、財団法人などでも生涯学習を専門的に行う機関が多く作られています。専門的なことから趣味に至るまで幅広くサービスを提供することによって、学習の機会を増やすのです。自分がやりたいと思ったことをやることができれば、人は生きていく力が湧いてくるのです。インストラクターには様々な分野があります。日本のこれからのことを考える時に生涯学習が重要なテーマとなることが予想されます。その生涯学習についてもインストラクターの資格があります。この資格について紹介しましょう。文部科学省が認定している社会通信講座を実施する社会通信教育協会と言う財団法人が出す資格です。全国各地で生涯学習活動を推進・指導する人材を育てることを目的としています。生涯学習インストラクターには1級と2級があります。1級は生涯学習活動を行う時に指導者となる資質を持っていることが認められます。そして2級はその補助の役割です。インストラクターの認定を受けると、社会通信教育協会の人材バンクに登録されます。また、この名簿は都道府県や市町村の教育委員会に配布されます。就職などに活用されることになるのです。資格取得の方法です。対象となる講座の終了を含む審査条件をクリアしていることが必要です。対象の講座を終了したら、その講座に関するインストラクターとなれるのです。生涯学習と言うのは人が生涯の中で様々なマイクレド学習をすることを支援するものです。したがって、通常の勉強ではなく教養を身に付けるとか、趣味の知識を得ると言ったことも含まれています。したがって、インストラクターも様々な分野にわたっているのです。例えば、書道、ペン字、漢詩、俳句、短歌、折り紙、園芸などです。人は生きている限り何かに挑戦したいものです。それが生涯学習と言うことでしょう。
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